最近は、宮沢賢治の銀河鉄道の夜を
読み直しています。
1行読み進めるごとに、なぜか、
ハラハラと、
涙が溢れるのですが。
93ページに、
『あめなる花をほしと云い、
この世の星を花という』
という、土井晩翠の引用がありまして。
これは、クローリーの
『すべての男女は星である』という
一節と共に、胸に刺さりました。
そんなわけで。こちらでも、
時々、報告させているのですけども、
少人数のグループで、VALISにゆく
冥想会を続けているのですね。
第22回目は、朝5:00〜はじめました。
朝から冥想するのは、
初の試みでしたが、お陰さまで、
とても充実したひとときに
なりました。
ありがたいことに、東京、静岡、愛知、
三重、兵庫、大阪からの、参加者が
ありました。
VALISの前に、準備として、
宇宙法則、宇宙道徳を学ぶために、
白鳥座のデネブと、
天秤座のズベンエルゲヌビにゆきました。
このふたつにゆきますと、
脳内で捏造したイメージや空想の世界と、
胸で受け止めるヴィジョンの違いを、
如実に判定できるようになるので、
それはもう、興味が尽きません。
カラダをリラックスして、集中して、
お星様の名前を何度か呼ぶだけで、
コツさえ掴めば、
いつでも、どこにいても、誰とでも、
すぐに、ゆけちゃいます。
あらゆる恒星は、地球人の来訪を、
いつでも歓迎しています。
そりゃ、誰しも、恒星から、
たましひを、わけていただいて
いるのですから。
それは、当然のこと、でしょう。
参考🌟
土井晩翠の「星と花」は、
詩集『天地有情』(明治32年)に収められた詩で、空の星と地の上の花を、同じ母から生まれた姉妹のように捉え、遠く離れていても香りは同じで、夜ごとに微笑みと光を交わし合うが、夜明けとともに空の花(星)が消え、地上(花)には涙の露が残るという、男女の愛や人生の儚さを詠んだ、漢詩調の美しい作品です。
明治の詩壇を代表する土井晩翠の代表作の一つで、文語体の独特のリズムと、星と花という対照的なモチーフが特徴です。
詩の内容(一部抜粋)
み空の花を星と言ひ 我が世の星を花といふ
彼と此れとにへだつれど 匂ひは同じ星と花
笑みと光を宵々に 交わすもやさし花と星